とある小説家志望の叙述詐術(ミスリーディング)
どの文章とは言わないけれど、ある記事の内容が書き手の類まれなる文章力のせいで理解困難だった。一応自分なりの解釈を書いてみる。
この文章の理解が困難なのは、「職場の同僚」「先輩」が指し示す人物が
どっちの同僚なのか、どっちの先輩なのかが判断しにくいためだと思う。
読者を混乱させるためにわざと書いてるならすごいし、そうでないなら・・・
多分こっちだと思う
(1)職場の同僚=ヤクザの人側だった場合
・当日新橋付近で飲み会
・飲み会が遅くなって後輩と一緒に上野のカプセルホテル泊まる
・カプセルホテル内で後輩が暴れて周囲に迷惑をかける
・怒った住吉系ヤクザの人A(※要検証)が後輩と書き手を店から連れ出す
・ヤクザの人Aが「生意気な奴がいた」などの話をして
ヤクザの先輩Bを呼び出す
・書き手の人間は土下座させられた挙句殴られる
この間、書き手は「ほとんど無抵抗」だったとのこと。
(このあたり、Aに殴られたのか、Bにも殴られたのかは記述からは判別不能)
・午前3時頃ヤクザの先輩B到着。
実はその先輩Bは山口系の人だった?(要検証)
先輩Bのお許しが出たので退散する。
書いてはいないが、こっちのケースだと多分金は取られていると思う。
・同じカプセルホテルおよび上野にはとどまれないので
御囲地町のカプセルサウナで一泊。
・無事な状況に開放された後で、書き手は
「本当なら殴り返してたけど見逃してやった」などと強気なことを書く
(信用出来ない記述多数)
多分こっちだとは思うんだけれども・・・
まさかと思うがこっちのケースもあるのかな?
(2)職場の同僚=会社の先輩側だった場合
・当日新橋付近で飲み会
・飲み会が遅くなって後輩と一緒に上野のカプセルホテル泊まる
・カプセルホテル内で後輩が暴れて周囲に迷惑をかける
・怒った住吉系ヤクザの人A(※要検証)が後輩と書き手を店から連れ出す
・ヤクザの人Aに命じられて会社の先輩Cを呼び出す
・書き手の人間は土下座させられた挙句殴られる
この間、書き手は「ほとんど無抵抗」だったとのこと。
(こちらの場合はCが来るまでAに殴られていたということになる)
・会社の先輩C到着。
実はその先輩Bは山口系の人だった?(ナ、ナンダッテー!)
先輩Cに事情を説明し、引き継いで退散。
・同じカプセルホテルおよび上野にはとどまれないので
御囲地町のカプセルサウナで一泊。
・無事な状況に開放された後で、書き手は
「本当なら殴り返してたけど見逃してやった」などと強気なことを書く
(信用出来ない記述多数)
どっちなんでしょう?
大穴として
(3)創作が混じっていてまとめきれなかったために意味不明な文章になった
可能性も捨て切れないが、
一応話の筋におおきな破綻は無いので
「解放されたあとの書き手の強気な発言」以外は大体真実だと思います。
ただ、「年上の後輩」が途中で「年下の後輩」になっているなど
事実だったら書き間違えないだろ?的なところもあるし、
そもそもヤクザって「住吉系とか山口系」ってのをカタギの人に名乗るのか?
あたりのディテールが怪しく、だいぶ盛ってる感はあります。