「好きじゃないけどオタ発言をするためにラノベ読む」人

うーん。誰の発言かは言わないけどよく理解できない考え方だ。

ぼくが個人的に好きな媒体は映画とマンガで、ラノベは媒体としては好きではない。ただ、ネット上でオタ発言する以上はいくつか読んでおかないと弱いため強化中

なんだろうかな、一時期マンガでよく見かけたテンプレ的展開を思い出す。

広告業界とかの人が(一般人の例もあり)
「リサーチのため」とか言いながらメイド喫茶にやってくる。
彼らはそこの作法を理解しよう、合わせようとは一切せず
「ありえねー」とか「オタクきもいなー」とただ
さんざん冷やかしてその場の空気を破壊するだけ。
楽しむつもりなんて無い(冷やかすことが楽しみだと思っている)
そうして何一つ理解せぬまま帰って、
同僚に「メイド喫茶行ってきたわーやっぱオタクキモイわー」と
いう感じでうすっぺらい武勇伝を語る。

そんな展開。



これがメイド喫茶からした仮想敵としてのテンプレだったんでしょう。
そして、逆に言えば広告業界みたいな人からすればメイド喫茶やそれに群がる人たちもまた何かのテンプレだったんでしょう。一般人としての自分を確認するための何か、でしょうか。



こういう構図は、多分観光から何から
全てにおいてありきたりなものだとは思います。
ある意味、ラノベってのはメイド喫茶よりはるかに市場がデカイのでこういう浅い触れ方をする人はより多いと考えるのが自然でしょう。
珍しくはないと思う。目くじら立てることでもないでしょう。



ただ、オタクを自称し、精力的にブログでオタク語りをしているような、一見オタクであることにこだわりを持っているように見える人でもこういう発言をするというのは新鮮に感じました。自分としては、空気読んだり周囲に合わせたりせずに自分が好きなものにはまってたらいつの間にか・・・って感じなのがオタクだと思ってたので、今は戦略的に好きでもないのに「オタクとしての俺」をプロデュースしたがる人がいるというのは私の定義的に???となります。


MGS4的に言うと「オタクは変わった・・・」というやつでしょうか。もう一部の人にとってはオタクも完全にファッション化してるのですね。彼らにとってオタクになるより大切なことがあるんでしょう。彼らにとってはオタクってのは目的でも結果でもなくて手段なんでしょう。

これの良し悪しを論じるつもりはないです。必然的なものなのでしょう。でもオタクコンテンツを語る人の中に、こういう考えの人もいるんだということは頭では理解できても実感として持ってなかったのでこれからは心しておこうと思います


同じ人のセリフ

「自分にとって得体もしれなきゃ関わらなくともよい連中を半ば頭ごなしに批判するスタイルが好きになれない。似てるやつ知ってる」

って、えええええええ。 
すごい!やっぱりこの人自覚ないんだ! 
いいぞ、これからも自覚ないまま、得体のしれないラノベをDISってくれ!





追記
申し訳ありません。さすがに一つの言葉抜き出して感想を書くだけでは文脈の説明たりんかったです。
どう補足していいものやら良いアイデアが出なかったのでそのままにさせてください。別の機会にリベンジします