自分語りというか増田語り

ひたすらうざいので読まないほうがいいです。自分だったら読みません。

特にすとらいさんはこういうの大嫌いだと思うのでマジでみないほうがいい。















このブログにかぎらず、2012年は過渡期だったと思うことにします。
増田から脱却する過程だったと思うことにします。



私は3年近く増田で黙々と記事を書いてた人です。(2年半で1750記事)
なんだかんだいってTM2502を名乗ってからも160記事くらい書きました。
というわけで、何思って増田やってたかという話なんぞを。



増田というのはろくでもない場所です。人間のクズ養成所です。

匿名で相手を批判する記事や、自分の妄想を書き綴ってたら
暇な人がたくさんおひねりを恵んでくれるのです。

ここにずっと居続けると
自分を無価値さをどうしようもないものだと開き直り(なにせ無名ですからね)
自分を棚に上げて人を批判するという「増田根性」が染み付いてしまいます。
徹底的に自分というものをスポイルするのが増田という場所です。



増田は全てをクズにする たとえクズ以下のものであっても

でも私はこの場所に救われたと今でも思ってます。
クズ以下だったのがなんとかクズになれた、そんな感じですが。




3年前の私はいろいろ挫折続きでで自尊心が枯渇しかけてました。
うつになり、カウンセリング受けても、薬のんでもまったくダメで、
家族にも迷惑をかけ通し、生きる価値ないなーってずっと思ってました。
*1




本当によくある話ですね。 
橋○紡さんの話からドラマ性抜いたような感じ。
まぁでも、本人は余裕ないですから、そのどうでもいい話が自分の全てです。

で、こういう状況から抜け出すには何が必要か。
他の人は、人のつながりを発見してとかいろいろなストーリーがあるのかもしれません。
私はそういうのが特にありませんでした。

なにせ自意識高くて殻にこもりっぱなしです。
挫折怖がって人とまともに付き合えないチキン野郎です。
生命力極端に弱いです。シンジ君よりさらに脆弱です。
だから、友達も少ないし人生経験も狭いし、何も知りません。
リアルスペランカーです。
とてもじゃないけど橋○紡さんみたいな劇的な展開は期待出来ません。




そういう私には増田が救いになりました。
私にとって増田が救いになったのは私がクズ以下だったからです。
クズ以上の人には増田はおすすめしない




私の増田の使い方 自意識デトックス

不甲斐ない自分が何かを言っても誰も全然耳を傾けてくれない。
そもそも自分が自分に自信が持ってない。
だから思ったことが会っても何も言えずに抱え込んでしまう。
そういう行くあてがなくて自分の中にたまってたモヤモヤがずっと溜まって
いつのまにか腐って毒みたいになって、自己嫌悪とか自己否定になるわけです。
とにかく「ふがいない自分」って枠が起点になって何もできなくなってました。



そういう時に自分という枠を捨てた「気分になれる」場所が増田でした。
不甲斐ない自分の枠にとらわれず、
ひとかどの人物に成ったつもりになっておもいっきり開放する(気分を味わう)。
「ロールプレイ」みたいな感じで自分の中にたまった毒を吐く。
私にとって増田というのはそういう場所でした。




ひとことでいえば「王様の耳はロバの耳」みたいなもんです。
増田で書くのは他人の真実ではなくて、自分自身のなかの鬱憤ですが。




もちろん実際は自分を捨てられるわけはないです。
自分自身はなにも変わってない。停滞し続けたまま。
それでも、とりあえず「なんちゃってロールプレイ」を続けているうちに、
カウンセリングをどれだけ受けても改善しなかった症状がちょこっとずつ改善して来ました。
今まで自分のなかにたまってたものをカラッポにすることで大分らくになったと思います。




ネットで自己開示して
ネットの反応をカウンセリング代わりに使うってのはよくある話だと思います。
でも、私の場合は、ID持ちだと多分言えなかった。
言いたいことごとに自分の役柄変えて、演じないと何も言えなかった。
プロの聞き手であるカウンセラー相手でも無理だった。
人によっては小説とか演劇とかニコニコみたいに表現することで自己解放できたかもしれない。
それまでに物語とかたくさん読んでる人は、特定の物語の人物に自分を投影することで自分を癒すとかもできたかもしれない。
でも私はそれまでろくに物語を読んだこともないため、ものを作る才能も意欲も全くなかった。




そういう本当に何者にもなれない私にとっては、増田というのはすごく良かった。
半年くらいかけて自分の裡ののわだかまりを吐き出し続けてる間は良かった。
実際、諸症状はかなり回復し、9ヶ月後には普通に大学に復帰できるようになりました。





ここで「いい話だなー」で終わらないのが増田の増田たる所以

しかし、増田でできるのは負の感情を吐き出すことだけです。
吐き出してスッキリした後に続くのは「げんじつ!」です。
つまり「カラッポの自分と向き合い、受け止め、またそこから歩き始めること」です。
これがキツイ。結局ここからはまた努力しなければいけない。
しかし、キツイからといって「カラッポの自分」から目を背けると
そのために延々と何かを演じ続け、何かと戦い続けることになります。

(暇と退屈の倫理学とか、アート・ヒステリーあたりが参考になりますね)




私はここで、現実で努力することから逃げちゃったわけです。
惰性で大学の授業を受けて、サークル活動も幽霊部員。

毎日秋葉原か渋谷のゲーセンで格ゲーとか音ゲーやって
大学違う友達とつるんで、帰ったらエロゲーやるだけ。
気が向いたら増田で書いてブクマ稼ぎ。
クズ度合いで言えば、TM2501さんよりずっとも酷い。

増田で書くということは、個体認識されないということでもあるので、「もう1年以上増田やってるよね。もういいでしょ、現実で頑張ろうよ」と気づいて周りの人が諭してくれる、みたいなことは無いわけです。それに甘えてそうやって、ひたすらダラダラと過ごしてました。

んで、今年も現実逃避のためにTM2501さんに絡んでたら就活を迎えちゃったわけです。んで就活怖いとかgdgd抜かしてたわけです。 クズすぎる。 これは本心から言いますが、私と比べたらTM2501さんですら十分マジメな生き方してると思いますよほんとに。結果として今私は分相応の企業に就職して今に至る、と。人生詰んでる感半端ないので、今からでも早く何とかしないといけない。



このブログを始めたきっかけであるハックルさん、TM2501さんについて

まぁそんな感じです。

TM2501さんはあまりに技法が未熟ゆえに意図がスケスケでうまく行ってないようですが、「人を批判したり煽ったりすることで注目を集める」「注目を他人からの承認だと誤解し、ゲスな手を使ってでも必死になって集めようとする」という増田根性は、間違いなく成果出やすいです。そして、私の場合はそれがうまく言ってしまったせいでどっぷりはまってしまいました。

この「増田根性」についてはTM2501さんと比べるt私のほうが長いし、業も深いくらいだと思う。それでいて、私はもう昔みたいにそのことを無邪気に楽しめなくなってます。 なにせ現実ヤバいので。目を背け続けてきたけど、もう夢も希望もない現実が迫ってますので。 だから「ハテブ」なんかにそれほどの価値を感じることが出来ない。むしろ自分の逃避の言い訳みたいなものだったのでこれさえなければ、と嫌悪してるくらいです。

だから今でもそういう注目集めゲームを無邪気に楽しんでる(ようにみえる)ハックル・青二才・海燕などの人に羨望と強烈な嫉妬を抱き、執着していたのだと思います。(イケハヤさんは全然楽しそうに見えないのであまり興味がわきません。あの人ストイックというかドMだなーくらいに思う。)




2013年の抱負

というのを踏まえて。

今年一年こそ、いよいよ増田根性から抜け出して、増田に依存しなくても生きていけるようにしなければいけない。私よりバカな人を叩いて自尊心保つとか不毛なことをすることから卒業しないとほんとに死ぬ。

とにかくアウトプットよりインプット頑張らないといけない。そうやって自分の中にある程度入れた上で、自分の持ってるもので人に微力ながら影響を与えることを目指したいです。

2013年はもうちょっと自分も大事にするし、自分以外の人のことも考えます。興味が有ることや面白いと思えることをやっていきます。 オマエのようなクズには無理だって言われそうですが、まぁ頑張ります。





TM2501さんへ

そんな訳で、私がただのクズであることと、TM2501さんに絡んでた理由とか大体わかっていただけたと思います。 ひとことでいうと「クズの先輩としてクズの後輩に先輩ヅラ吹かせたかった」です。ダメすぎる。

でもほんとに彼の行く先には何にもなくて、どこかで「げんじつ!」の壁にぶち当たって砕けるだけなので、早めに方向転換することをおすすめします。 もちろん、twitterコミティアとかで友達作りするとかはいいと思うので、そういう方面を頑張って、ブログに夢を持ち過ぎない方がいいと思います。

あくまでブログは自分の毒を吐き出す場所だという事を自覚して取り組んだ方が良いと思います。「ブログは認めらるためにやるのではなく、吐き出すことそのものが目的なのだ」と割りきって書けば、もっと素直というかストレートに文章がかけます。 その結果として文章が面白くなれば求めていた評価は付いてくるのだと思います。 直接「俺をこうこうこういう風に褒めてくれる奴来てくれー」と言ってもダメなんじゃないかな。少なくともはてなでは。

*1:※ちなみにホントの事を言うと、散々文句言ってる「要は勇気が」って言葉を最初に見た時は「よし、俺も頑張ろう」って気持で受け止めてました。その時はまだ前向き。その後挫折した後で、あれが呪いの言葉になったんですよね。