[語録][ラノベ語り]その3 これが世の中の主流になるなら「みんなレベル高いじゃん」って思う

※全部同じ記事内での発言です。


2012-04-04

まぁ…大衆向けの安直でわかりやすくて、カッコいい作品じゃないから、読んで僕みたいに絶賛する人は少ないと思いますが、間違いなく「僕が読みたかったもの」を書いてくれてます。これが世の中の主流になるなら「みんなレベル高いじゃん」って思うけど、絶対にならない自信があるから見下し気味の感じで書いていこうと思います

マイナーな作品であればあるほど、相手が傲慢に開き直って「俺たちと同じ土俵」だと相手をバカにして(してなくとも、勉強の成果を無視して過小評価されて)モノを言われるのだから、辛いものがある。

え?え?


僕は読む前は「読むべき本だけど、ヒット作ではないだろう」と表紙とあらすじから言ったが、その通りになった。「読むべき」本だよ。僕が。あるいは自分の手でもっと何かしたいという野心だったり、欲求不満を抱えてる人が。

キャラを演じようとさせて、キャラクターがどんどん記号的・命題に沿ったプログラムみたいに動いていく作品(具体的にはまどマギが典型例)がいて、その逆が居ない。もちろん、劇を劇っぽく演じる作品にも面白さはある。演出としての合理性はある。だけど、僕は正面だってこういうもの(登場人物の弱さ・醜さ・痛々しさをちゃんと描くこと。構図や記号…もしくはサラリーマン的に「役を演じる」のではなく、正面から人間らしさを書いてる)を作って欲しかった。それがヒットしないこと、視聴者への負担がかかることもわかってる.それでも、なんどもページを閉じながら、閉じる度に吠えながら読み進めたいんだ。


なぜ自分が好きなモノがヒットしたり主流でなくてはいけないんだろうか・・・。
好きなモノが決まってるなら、それを見つけて読めばいいだけでは・・・。