「職業の選択にあたっての 一青年の考察」

http://benkaku.typepad.jp/files/maruenn.pdf
(全集 40 巻 515P)にあるようですがAmazon価格11500円www



とりあえずコレで満足することにします。コメントで教えてくれだ方、ありがとう!
http://www.eva.hi-ho.ne.jp/nishikawasan/ak/seinen.html

職業を選ぶにあたってわれわれを導くべき主な道しるべは人類の福祉、我々自身の完成である。この2つの関心は、お互いに相容れない敵対的な関係にあるかのように思い違いをしてはいけない。実際はそうではなくて、人間の本性というものは、彼が同胞の完成、同胞の福祉のために尽くす場合にのみ、自己の完成を遂げうるように出来ているのである。



もしも一人の人間がただ自分のためだけをはかって仕事をするならば、あるいは、彼は高名な学者、偉大な賢人、傑出した詩人になることができるかもしれないが、しかしけっして完成したほんとうに偉大な人間になることはできない。歴史が最も偉大な人間たちと呼んでいるのは、一般のためにつくすことによって、自分自身をりっぱにした人たちのことであるし、経験が最も幸福な人間としてたたえているのは、たくさんの人々を幸福にした人たちのことであるし、宗教そのものがわれわれに教えているのは、万人の手本となっている理想の人は人類のためにその身を捧げたのだということであって、はたしてだれがこのようなことばをあえて否定するだろうか?



われわれは人類のために最も多く尽くしうる職業を選んだ場合には、その重荷もわれわれをくじくことはできない。なぜなら、そうした重荷は万人のためにの犠牲にすぎないからである。その場合には、われわれはどんなみじめな狭い利己的な喜びをも味わうことはせず、われわれの幸福は万人に属し、われわれの仕事は静かに音もなく、しかしとこしえに影響を及ぼしつつ生きつづけ、そしてわれわれのなきがらは、けだかい人々の熱い涙にぬらされるのである。

実を言うと、最終話のまどかの内面っていまだによくわからないんだよなぁ。
なんか視点というか思想のレイヤーが自分よりずっと上にあるような、
あるいはまどかという個人のキャラから発せられた言葉じゃないような気がして。

だから、映画の続きが楽しみだなー。すごく楽しみだ。