第四回 ハックルニコ生(まどマギ感想会) 感想

今回はまどマギ映画版の話でした。

まどマギについて、一観客として何が面白かったか・・・ではなく、コンテンツの作り手、プロデューサーとして「なぜこんなにヒットしたのか」「何が多くの人の心を捉えたのか」というテーマで観察されていたようです。


テーマは大きく分けて4つで

1 まどマギは現代の神話である
 〜何が必然で何が偶然なのか〜  

2 まどマギカウンターカルチャーである
 〜マミさん、死すべし〜

3 まどマギは現代の欲望を代弁している
 〜秋元康は現実におけるQB もしドラはQBへの反逆〜

4 まどマギ映画を見ることで、映画の新しい価値がわかる(有料放送部分)
 〜より深く物語に感情移入するために今日からやるべきこと〜


テーマを決めていただけあって、
今までの中ではまとまりのある放送になったかと思います。
いつもどおり横道に逸れまくってましたが、ちゃんと予定通り全部語ってました。





面白かったのは2と3でしょうか。

2において、やはり、ご自身も企画を立てて実行していく立場だからか次のような話をされていました。

こういうのが面白いということはクリエイターならみんなわかる。でも、今のシステムだとエンタメをわかってないスポンサーの壁などあってこの企画を実現するのは非常に難しい。 そんななかでこの作品のアイデアそのものよりも、企画を実現できたという点が素晴らしいと思うし、嫉妬すら感じる。多くのクリエイターがこの作品を支持するのは、現代の作品つくりの壁みたいなものに風穴を開けてくれたことへの賞賛と、自分たちもこの作品の流れに乗って、面白いとわかっているものに挑戦したいという意思の表明も込められているのではないか」(意訳)


3ではAKBのヒット構図と合わせて「真性のドMたる萌え豚ども」をいかにして喜ばせ続けるかという話が面白かった。 萌え豚はとりあえず何をやっても喜ぶ。しかし刺激の量が足りないとすぐにいなくなってしまうしヘタをすると簡単にアンチ化・内ゲバ化する。 萌え豚を集めるのは簡単だが、繋ぎ止めるのは難しい。萌え豚を舐めてかかると痛い目を見るので真剣に考える必要がある。そういう視点で秋元康やAKBを見てもらいたい(意訳)という話をしていました。 

純粋にまどマギの話を期待していた人には肩すかしかも知れなかっけれど、この人はいつも最終的にはAKBかジョブズの話に行くので予め了解しておくと楽しめます。




なんかほとんどマミさんとQBの話ばっかりで、
杏子ファンの人とかさやかファンの人は涙目な放送だったかもしれませんが
岩崎さんが画面の向こうで「マミさんブヒィィィ!」とか言いながら
怪しい動きで蠢いている様子は見ていてすげー面白かった。


しかも今回は収録現場に岩崎さんの奥さんがいらっしゃってました。
つまり、カメラの前でというより奥さんの目の前で
「マミさんブヒィィィ!」とか言ってるわけです。
この人は本当に楽しい人だなぁ、と思いました。 末永く爆発しろ♪




まとまってないメモは、はてなハイクの方に載せときます。