ブロマガは今後書き手にどういうインセンティブを提供できるのかな

能力獲得と個性追求の優先順位みたいな話がTL上であった。
能力身に付ける前から「個性的でありなさい」みたいなメッセージを受け続けて
まず個性的であることを目標にしちゃった人って生きるの大変そうだ、という話。
このあたりのバランスについてちょこっと興味がある。



もちろん、自らの個性を大事にするために
その手段として個性を納得させるだけの能力を身につけることができるならいい。
というか、それが理想かもしれない。これが多分正しい一点突破だろう。
これができるだけの根性と能力がある人はそれでいい。むしろ理想だと言える。



ただ、個性>>>能力みたいな価値観の人は
あんまりそういう方向で努力してないような気がする。

例えばおとなりさんなんかを見ていると
個性が評価されなかったら、自分を認めない周りの人にシャドウボクシングを始めたり、
自分を認めてくれる人の方に流れていって駄サイクルにはまったり、
より個性を磨こうとしてニッチな方向に、
ピーキーな方向性に迷い込んじゃうような危うさを感じる。

自分のプロデュース法はいろいろ考えるんだけど、
プロデュースする対象となるもととなる自分自身を鍛えないと
プロデュースがどんだけ上手でも限界あると思うけどね。
努力についても、努力の過程から格好良く見せようとしてるせいか
効率とか全然考えてないよねーって感じがする。
文章術のページを見ては「俺は無茶苦茶な文章書いてるけど読まれてるぜ」
みたいなアピールをして、何一つ学ばず自己満足して終わり、という状態は少しこわい。



ところで、AKBってそこのところどうなんだろう、と思った。
昨日は
「高いモチベーションを支え、かつその活動に見合った報酬を生み出せるシステム」
としてAKBのことを賞賛したけど
一方で、その高いモチベーションをどこに向かわせているのかと気になる。

外側から見ているだけだと個性偏重教育の極致に見えるのだけれど大丈夫だろうか。
なんだかんだいってアイドルとしての地位を固めているということは
その個性に見合う能力をきっちり培っているということなんだろうか。
だとすれば理想的だな、と思う。

そうではなくて、能力軽視で個性偏重みたいな感じになってるのだとしたら怖い。
もうあとはいかにきわどいことをやるか、という話だけになってしまうから、
罰ゲームじゃなくても頭を剃るキャラがこれから出てくるかもしれない。

たまには茶番劇もいいけれど、やはり基本的なパフォーマンスが高いことが大事だよね。





http://blog.livedoor.jp/kazu_fujisawa/archives/51948817.html
ブログという仕組みが一端インセンティブ的な問題で衰退したのは確かだろう。

今精力的に活動しているのはは、「はてブが人間の価値」だと思えるような価値観がぶっ壊れた人か、「悪名でもいいから注目されたい」という、木の根をかじるような感じで自己愛に飢えた人である。能力はないしそれを鍛えるつもりもないけれど、自分の個性で勝負したい、できると思い込んでる人じゃないとなかなかのめり込めないのかもしれない。

今のブログの提供するインセンティブに(過剰)適応すると、へんてこな生き物が生まれるような仕組みになっているのかもしれない。これでは普通の人ほど去っていく仕組みになるのは仕方ない。



で、ブロマガ。
いまのところ、ブログと何がちがうんかわからんです。全然わからんです。
やってみないとわからない話しなのかもしれない

最近「戦国コレクション」のニコ生一挙放送を見るために
プレミアム会員登録してしまったので、今のうちに何かブロマガ側で始めてみようかな。