終わらないコンテンツ

もちろん川上会長とkawangoさんは全く関係ないけれど
kawangoさんが岩崎さん好きな理由が何となく分かるような気がする。

私もこういう先が読めないところがあるから岩崎さん大好きです。

http://www.4gamer.net/games/139/G013991/20121022021/

みんな真面目ですよね。真面目すぎるんですよ。最初の成功モデルにとらわれすぎるし。その辺は「同じことをやってたらダメだ」って恐怖感があるかどうかじゃないですか?

誰もやってないことって得なんです。みんな,そのことを本当にわかってないと思う。やらない理由を探すんですよ。で,普通は「こういう理由があるからやらないんだ」で終わるじゃないですか。そこをあえてやるんですよ。しかも,こういう理由でやらないんだってことを,ちゃんと理解したうえで。オーナー経営者っていうのは,そこで暴走ができるっていうところを,ちゃんと戦略として活かさなきゃだめなんです

実は「どうして?」みたいな部分はあんまり重要じゃないんですよね。実は「どうして?」みたいな部分はあんまり重要じゃないんですよね。じゃあ,なんで人間はオワコンと言うのか,どういう時にオワコンと思うのか,思わないのか。僕がいつも考えているのはそういう部分なんですよ。で,いろいろと考えた結果,理解できなかったらオワコンだとは言われない。だったら理解できないことをやってやろうって,そう考えているだけなんですよ。

なんでなのか」っていう問い自体が,実はナンセンスなんですよ。そもそも,「混乱させてやろう」と思って仕掛けているんだから。コンテンツっていうのは,よくわからない領域を常に作り続けなきゃいけないってことなんですよね。

要するにね,コンテンツの寿命を延ばすための方法として,もうとにかく,次はこうなんだろっていう「ユーザーの先入観」を,いっぺんね,完膚なきまでにブチ壊す必要があるんですよ。


◆右肩上がりのコンテンツ
岩崎さんは「相手が、自分でも気づいてないけど欲してるところをやろう」というポリシーを感じます。実際には当たり外れがあるし、文章とかに突っ込みたいところいっぱいあるんですが、そういうところもあわせて、「この人よく分かんねー」感が楽しい。自分たちに合わせて柔軟に変えてくる懐の深さみたいなのはあると思います。

なにより、普通だったら人前でいわねーだろ、みたいなことも平気で言うし、積極的に自分のイメージを破壊し続けよう、自分を刷新し続けようという心意気は感じます。今のところうまく行ってるとは感じませんが、とりあえず「先が楽しみだ」「この人どこまでいくのか追いかけたい」と思ってしまうのです。

さらにこのあたりは細かい話なんですが「いろんな制約」や「方向性」「目標」を自分に課して文章書いてるのが伝わってくる。応援したくはならないけど凄いなーとは思う。

最近まで「岩崎夏海」と「ハックル」を別々に把握しようとしたり、玉石混交の玉の部分だけを好んで拾い上げようとしてたんですが、ようやく自分の中で折り合いがつき始めていて、もうごった煮状態で楽しめばいいやと思い始めました。まぁハックル的な部分は相変わらず大嫌いなんですが(悟り切れてない

私のしょうもない指摘とか予想とか全部飛び越えて高いところまで到達するか、逆にものすごい失速するかを含めてスリリングです。本当に、役に立つとか、文章が面白いとかそういうのじゃない得体のしれない何か。

はてなハイクでは毎週のように言及している「トミナガさん」と合わせて、リアルタイムでの変化を見守ることが楽しいコンテンツだと思います。




◆横ばい安定のコンテンツ
一方、私がブロマガ登録している別の人は、すごく文章うまいし知識も豊富なのは間違いないと思うんですがこの人は完全に書き手主体ですね。 主観の押し付けがましいところが時々お腹いっぱい感に繋がります。なにより、この人はスタイルが完成されきっていて、1年後も3年後も同じ調子てやってるかなぁ、という感じがします。なんだかんだ私なんかより遙かに多い知識量とか、インプット能力を持っていらっしゃる方なのでずっと購読するとは思いますが、わくわく感は弱い感じ。

突出しているというよりは,もう「和了っちゃった」感じだよね


◆右肩下がりのコンテンツ
あとはまぁ、最近私がウォチしてきた人ですが・・・。うんまぁ、なにかよいきっかけがあると良いですね。 私的には正直いまのままでは早晩オワコン確定だと思ってます。既存の記事群から引き出せるもの引き出したらさようなら、になる気がする。すでに下り坂感が半端ないというのは、なんというか見るに忍びない。
変化や成長への期待ってのはホント重要だなと思うのです。

サービスの最初の方は,とにかく早く作るとか,使いやすいとか,イケてるとか,あるいは需要にフィットしてるとか,そういうところが勝負のポイントになるんですけど,それが段々と,ちょっと機能を改善したくらいではまったく響かないようになっていくんです.
最初こそ,エンジニアリングとか物作りの精神が重要だとか言って,たまたまヒットするんですけど,そこから先の勝負,インタフェースや機能を良くしたくらいじゃ盛り上がらないフェーズに入っていくと,途端に何をしていいかわからなくなって失速していく


あくまでコンテンツとして、の話であって言及している人そのものの人生がどうなるかは私には分かりませんし、私の知ったことじゃあありません。そもそも、私の見る目は相当にヘボいので、全部的外れの可能性が高いです。引用元の記事だって、コミュニティとかサービスの話なのに無理やりコンテンツの話に繋げてるわけで、ちょっとずれてます。

だから、みんな私の感覚なんかぶっちぎって、幸せになってくれるといいなぁ。

http://www.4gamer.net/games/000/G000000/20111205001/index_2.html