自分の100点満点の形を相手に押し付けても幸せになれない

人それぞれ百点満点の形は違うし、
そのための努力やポイントの割り振り方も違う。

相手の求める百点満点の形を理解して
そこで力になれるものは助けになってあげればいいし、
逆に相手の方がすごいことがあればどんどん教えや助けを求めたほうが
お互い補い合えてハッピーだよね。

という当たり前のことを最近確認させられる今日このごろ。


身近であった話をデフォルメして書くとだいたいこんな感じ。

例えばAさんの能力というか努力が
仕事(勉強)10、家事50、服装センス40、オタク0として、

Bさんの能力というか努力は
仕事(勉強)80、家事5、服装センス0、オタク15くらいだとする。


友達でいた頃は、
BさんはAさんの家事や服装にかける努力やセンスが好きで
Aさんのことを立てていたし、そこから学ぼうとしていた。
AさんはAさんで、Bさんの仕事にかける熱意やマジメさに惹かれて
Bさんに敬意をもっていろいろ相談したりしてた。



ところがこの二人付き合ってたわけだけれど、
付き合い始めてから、どっちが悪かったのかわからないけれど
この関係が反転してしまった。

Aさんは、Bさんのことを家事とか服装センスだけで評価して
勉強のことは「自分に関係ないから」と言って評価しなかった。
自分の得意な軸でだけ評価して、駄目だしばかり。

BさんはBさんで、そんな彼女の駄目だしにまともに付き合わず、
「そんなことばっかりやってる暇あったら仕事しろ」と
言ってしまったらしい。

最初はお互いに相手の優れたところを尊重しあっていたのに、
途中からはお互いが自分得意分野に引きこもって、そこから相手を攻撃する形に。



もっと自分のことを理解してほしい、
認めてほしいって欲求が高まっていって、
でもそれはかなえられなくて、
そのフラストレーションから相手に攻撃的になってしまったのだろうか。
なんだか悲しいね。


・・・というような話があったので、
これについてもっと具体的に考えて長文を書こうと思ったけど、
書いてる途中でこれ思い出して書く気がなくなった。

http://d.hatena.ne.jp/Chikirin/20130306