反論のヒエラルキーとハックルメソッドの評価
常に戦っている。誰と戦っているかは本人しかわからない。批判は「受難」であり、乗り越えるべき試練である。自分は正しいのだから批判は全て間違っている。
http://mojix.org/2008/04/13/disagreement_hierarchy
を一部改変。
マイナス3. 罵倒(Name-calling): 「この低能が!!!」といったもの。発言者に対する罵倒。
マイナス2. 人身攻撃(Ad Hominem): 論旨でなく、発言者の属性に対する攻撃。
マイナス1. 論調批判(Responding to Tone): 発言のトーン(調子)に対する攻撃。
スタート. 単純否定(Contradiction): 論拠なしに、ただ否定。
プラス1. 抗論(Counterargument): 論拠はあるが、もとの発言に対して論点がズレている。
プラス2. 論破(Refutation): 論破できているが、もとの発言の主眼点は論破できていない。
プラス3. 主眼論破(Refuting the Central Point): もとの発言の主眼点を論破できている。
海燕さん流に言えば、プラスが光属性、マイナスが闇属性といったところか。
で、ハックルメソッドとはどういうものかというとこんな感じ。
http://ch.nicovideo.jp/huckleberry/blomaga/ar206195
この人って真正面から反論できないときレッテルとか貼って関係ないところを追求して反論した気になってるよね
・レッテルとか貼って =マイナス2
・関係ないところを追求して =プラス1
・反論した気になってる =光と闇が合わさって最強に見える。
本人は自らの主張をして「逆張りのつもりだ」と自己評価されているのだが、
本来の逆張りはそういうことではないと思うんだよね。
だが、本来の議論を廃棄して、新しい議論を打ち立てることを
「ドラッカーはイノベーションの重要性を説いた。僕もそう思う」
とか言い出しそうなので本当に怖い。
その他
竹熊さんが思いこみで突っ走っていて、周りは読み応えのある反応や反論をなさっていて、結果的に面白いことなってますね。怪獣映画みたいで良い
なんの根拠もない展望を唯一正解であるかのように「警告」するのはノストラダムスレベル。竹熊氏に必要なのは、データなどに基づいた展望の理論化
なんの根拠もない展望を唯一正解であるかのように「警告」するのはノストラダムスレベル。竹熊氏に必要なのは、データなどに基づいた展望の理論化
「世間の反発が強いのは俺の主張が愚かで遅れた多数派には理解できないほど先進的だからだ」というカルト勘違い
自分は観念的な話をしてるのに相手にだけ具体例を求めるのはバカの証拠